新しいアトピー性皮膚炎の薬、リンヴォック。

JAK阻害剤の内服薬「リンヴォック錠(一般名ウパダシチニブ)」が、8月末からアトピー性皮膚炎の治療薬としても使えるようになった。
規格は15mg錠と7.5mg錠の2種類。

この薬はすでに関節性リウマチ、関節症性乾癬の薬として2020年4月に発売されている。

内服JAK阻害剤としては「オルミエント(一般名バリシチニブ)」に続き2剤目の適応。

使用上の注意事項もほぼオルミエントと同じ。

妊婦禁忌。
重篤な感染症注意。

1日1回15mg。30mgまで増量可。

CYP3A4(CYP2D6もわずかに)で代謝される。
食事後Cmax,AUCはそれぞれ39%および29%増加(単回、外国人データ)だが、特に服用時点の指定なし。

12週までに治療効果が得られない場合、用量調節または中止。
(オルミエントは8週)

15mg1錠4972.8円!
(オルミエントは4mg1錠5274.9円!)

オルミエントとほぼ同じ薬理薬効。なので、

いずれリンヴォックもコロナ治療薬として承認されるかも

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