ステロイド外用薬の細かいランク付け(局所副作用)

副作用から見たランク付けというのもある。

ステロイド外用薬の局所副作用とは?

塗ったところにでる副作用。

  • にきび
  • 皮膚が赤くなる
  • 皮膚が薄くなる
  • 多毛
  • 皮膚感染症        など

順位薬品名 一般名ランク
1デルモベートクロベタゾールプロピオン酸エステルⅠ群 strongest
2トプシムフルオシノニドⅡ群 very strong
3ジフラール、ダイアコートジフロラゾン酢酸エステルⅠ群 strongest
4リンデロンDPベタメタゾンジプロピオン酸エステルⅡ群 very strong
5アンテベートベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルⅡ群 very strong
6マイザージフルプレドナートⅡ群 very strong
7パンデル酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンⅡ群 very strong
8フルメタモメタゾンフランカルボン酸エステルⅡ群 very strong
9メサデルムデキサメタゾンプロピオン酸エステルⅢ群 strong
10ビスダームアムシノニドⅡ群 very strong
11ボアラデキサメタゾン吉草酸エステルⅢ群 strong
12エクラーデプロドンプロピオン酸エステルⅢ群 strong
13フルコートフルオシノロンアセトニドⅢ群 strong
14リンデロンVベタメタゾン吉草酸エステルⅢ群 strong
15レダコートトリアムシノロンアセトニドⅣ群mild
16ロコイドヒドロコルチゾン酪酸エステルⅣ群mild
17アルメタアルクロメタゾンプロピオン酸エステルⅣ群mild
18ネリゾナジフルコルトロン吉草酸エステルⅡ群 very strong
19リドメックスプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルⅣ群mild
20キンダベートクロベタゾン酪酸エステルⅣ群mild

原田昭太郎:ステロイド外用剤の有効性・安全性の順位付け,日獨医報 38第1号:44-58(1993)より引用、一部改変

有効性のランク表と見比べてみると、

ネリゾナは有効性が高く局所副作用が低い、優秀な薬!

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